【題詠blog2015】はらはらしながら、なんとか20首

引き続き、題詠blog2015をちまちまと書いています。

詠んだ数が増えてくると、

なんとなく言葉のリズムが似たものばかりできてしまったり、

ありがちな言葉を使って、すでに投稿した人の作品と似てしまったり、

いろいろと至らぬ部分が露わになってきました。

そういう発見も含めて、気楽に楽しめばいいのでしょう。

 

011:テーマ「怪」
なにもかも妖怪のせい そうならば 彼女が去ったワケも納得

012:おろか
最後の日 カレーはおろか箸もない なのに無性に カレーうどんが

013:刊
「半額」の創刊号の甘い罠 居間に未完の古城乱立

014:込
老いぬよう 心の銃に弾込めろ 散弾じゃなく 貫通弾を

015:衛

東京で 見えない傷が 増えていく 衛生兵よ 早く来てくれ

016:荒

荒川を 飛球と風が見下ろして 少年野球の夏は暮れない

017:画面

モノクロの画面に踊るチャップリン 「独裁者」は今なお消えず      

018:救
夏祭り 金魚救いのはずだった 空の水槽カーンと響く

019:靴

「革靴が汚れているね 疲れてる?」よく気づく君 すごく疲れる 

020:亜

満員の電車はまるで亜熱帯 毛が抜けるのは 進化かもしれない

 

f:id:Kazupinn:20150207222654j:plain